今回は、CentOSインストール後の基本設定を済ませておきます。
基本設定と言ってもソフトウェアのアップデートと時間合わせのみ紹介します。
内容は初心者向けに紹介しています。
基本設定
上から順番に見て実行してください。飛ばさないように注意してください!
ソフトウェアのアップデート
yum -y update
まずは、OS内のソフトウェアを最新にする必要があります。
このコマンドを実行してCentOSにインストールされているソフトウェアを一括で更新します。
完了まで時間がかかります。
-y というのは、質問に対して全てyes と答えるコマンドです。
質問は何かというと、本当に更新しても良いのか という内容の質問です。
-y を入れずに実行してみるとわかると思います。
時間の自動調整
次にOSの時刻を調整します。
インターネットを使用して調整するように設定します。
正しい時刻に同期するプロトコルをNTP(Network Time Protocol)と言います。
ここでは、NICT(情報通信研究機構)が公開しているNTPサーバーを使用します。
yum install ntp
NTPを使用するためのソフトウェアをインストールします。
ntpdate ntp.nict.jp
時刻調整に使用するNTPサーバーをNICTに指定します。
systemctl start ntpd
NTPソフトウェアを起動させます。
systemctl enable ntpd
サーバー起動と同時にNTPも起動するようにします。
vimのインストール
次に、ファイルの編集するときに便利なvimをインストールします。
yum install vim-enhanced
でvim をインストールします。
vim とは、CentOS内にあるテキストエディタviの進化版のようなものです。
vimを使うことで単語が色分けされて見やすくなります。
今回紹介する基本設定はここまでです。
他に何かやるべきことを見つけたらこのページに追記します。
次回は、公開鍵認証方式のSSHの導入を紹介します。